龍(ドラゴン)のタトゥー・刺青|意味やデザインについて
こんにちは。ブログ担当のささみです!
今回は、国内外問わず非常に人気の高い、龍(ドラゴン)のタトゥーについてお話したいと思います。どんな龍を入れようか、どんな意味があるのか気になっている…といった方へ、ぜひ参考にして下さい!
龍の刺青・タトゥー
龍の刺青…格好いいですよね。和彫りであれば…背中一面の一匹龍でも、画像のような『かいな』と呼ばれる、胸から腕を額でまとめたスタイルも迫力があって素敵です。
勿論、アメリカントラディショナルなどの、洋彫りのモチーフとして使われることも多く、スタイルを問わず最も人気なモチーフの1つですね!
龍の刺青・タトゥーの意味
そんな龍のモチーフには、どんな意味が込められているか…ご存知でしょうか?
かつて、中国では龍を「皇帝の象徴」として扱っていた歴史があり、龍は王者・皇帝の意味を持ちます。他にも、中国の故事『登竜門』では、”鯉が滝を登って龍に成った”という逸話があり、「立身出世」の意味を持つとも言われています。
個人的には、タトゥー・刺青のモチーフの意味というのは、意味でしかないので…歴史・逸話にとらわれず、あなたが「ただ、格好いい!」と思ったらそれで良いと思います。
様々な龍のタトゥー・刺青。
少し先述しましたが、龍は様々な形でタトゥー・刺青のモチーフとして使われることがあります。
和彫りの龍・ドラゴン
倶利伽羅竜王
かの有名な”不動明王”が右手に持っている剣、”倶利伽羅剣”に巻きついた炎に包まれし黒龍。倶利伽羅竜王は、”不動明王の化身”と呼ばれることもあります。
昇り竜
背中一面を大きくキャンバスとして使った、「立身出世」の象徴、天に向かって登る”昇り竜”の和彫りです。面積が大きければ、画像のような龍の質感まで描画できるため、迫力のあるリアルな作品になりますね。
和彫りについては、下記のページで解説しています。
洋彫り・タトゥーにおける龍
アメリカントラディショナル
水夫のタトゥーで知られる、アメリカントラディショナル(オールドスクール)においても、ドラゴンは歴史のあるモチーフとして知られています。
”オールドスクールタトゥーの父”とも呼ばれる、セーラージェリーのタトゥーフラッシュより。100年近く前から、アメリカ伝統のタトゥーデザインとして、ドラゴンは愛されていたことが分かります。
龍のモチーフをアメリカントラディショナルにすると、このような感じ。非常に有名なモチーフです。上記のようなカラー(色)でも、黒一色で仕上げても良い感じにハマります。
小さなモチーフとして、腕や足に少しだけ入れられたい方には、とってもおすすめの入れ方ですね!
まとめ
今回は、龍(ドラゴン)のタトゥー・刺青についてお話してみました。
当スタジオの彫也は、和彫りはもちろんのこと、アメリカントラディショナルやブラックアンドグレイといった、『オールジャンル』を得意としていますので、あなたの好きなスタイルに合わせてご相談下さい!
では、また次回!