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タトゥー/刺青の種類|5種の代表的なタトゥースタイル。

こんばんは。ブログ担当のささみです!そろそろお馴染みになってきましたね!

今回お話するのは、タトゥー/刺青のスタイル(種類)について。
『このモチーフのタトゥーを入れたい!』と言っても、それが和彫りなのか洋彫りなのか。洋彫りの中でも、ブラックアンドグレイなのかトラディショナルなのか…で仕上がりは大きく変わります。

それぞれのスタイルについて、デザインの特徴や文化背景を抑えておくことで、より理想的なタトゥー/刺青に近づけることでしょう。

タトゥー/刺青の種類

タトゥー/刺青のスタイルは『和彫り・トライバル・ブラックアンドグレイ…』など10種類近くあり、細かなスタイルを加えるとさらに数十種類に分岐されます。

今回のブログでは、下記のような代表的なスタイル5種類をご紹介しますね。

  • 和彫り
  • アメリカントラディショナル
  • ブラックアンドグレイ
  • トライバルタトゥー
  • レタリングタトゥー

和彫り

刺青|かいな・七分袖

日本の伝統的な刺青のスタイルである「和彫り」は、その文化背景・デザイン性から「世界で最も美しいタトゥースタイル」と呼ばれることもしばしば。国内外問わず、非常に高く評価されているタトゥースタイルです。

デザインの特徴

《龍》や《鯉》《虎》、《般若》など、日本の伝統的なモチーフに加え、《額》と呼ばれる背景で纏めたデザインが特徴。
胸に《控え》を彫り、肘や腕先まで額を伸ばした《かいな》と呼ばれるスタイルや、心中部を残し上半身を彫る《胸割り》といった型など、様々な伝統的な型があります。

アメリカントラディショナル

タトゥー|パンサーとバラのトラディショナル

アメリカントラディショナル(オールドスクール)は、アメリカの伝統的なタトゥースタイルの1つです。諸説はありますが発祥は1900年前後だと言われています。

当時、船乗りの間で流行し、航海が安全に行えるよう「願掛け」とともに彫られ、別名《水夫のタトゥー》とも呼ばれています。

デザインの特徴

代表的なスタイルとして《ツバメ》や《イカリ》、《コンパス》などが挙げられ、それぞれ航海の「安全祈願」「記念」等にそのモチーフが好まれていました。くっきりした輪郭線にカラーが可愛らしいデザインで、男女ともお洒落な人がよく入れている印象を受けます。

しかし近年『トラディショナル』は1つのスタイルとして定着し、伝統的なモチーフに限らず、様々なモチーフを落とし込めることも人気の1つです。

(タトゥー愛好家の中では、『トラッド』って言われたりしますよ〜!)

ブラックアンドグレイ

スカルのブラックアンドグレイタトゥー

ブラックアンドグレイは、黒とグレーで表現されたタトゥー/刺青のことをいいます。世界中で人気が高く、流行り廃りなくクールなデザインは最も人口の多いタトゥーのスタイルとして定評があります。

デザインの特徴

ブラックアンドグレイは《スカル》や《薔薇》、《マリア》などのダークなモチーフとの相性が抜群。また場所や大きさを問わない高い自由度が特徴として挙げられます。

余談ですが、ブラックアンドグレイの中でも『チカーノ』や『ポートレート』『リアリスティック』などへと分岐もしていきます。

トライバルタトゥー

トライバルタトゥー

民族柄のタトゥーとして知られる「トライバルタトゥー」は、タトゥーが流行した当時から根強い人気があります。
元来は『おまじない』や『通過儀礼』の意味合いが強く、他のスタイルを遥かに超える長い歴史・強い精神性を併せ持つスタイルです。

デザインの特徴

トライバルタトゥーは《サモア》《ボルネオ》《ハイダ》など、諸島・地方ごとにデザインが変わることが最大の特徴。本来は決まった型やモチーフがありますが、最近では好きなモチーフをトライバル調にアレンジされることも多いですね!

レタリングタトゥー

レタリングタトゥー

レタリングタトゥーは「文字のタトゥー」の総称であり《英字》《数字》のタトゥーなどがこれに含まれます。
ワンポイントとしてファッション感覚でタトゥーを楽しめることから、多くの若者に人気のある、今流行のスタイルの1つですね!

デザインの特徴

彫る場所・大きさやフォントで個性を発揮できることはもちろん、花や水彩風など、様々なアレンジが可能なことが特徴です。また、タトゥーに意味をもたせたい場合や、忘れたくない言葉・記念日を身体に刻みたい方にはぴったりのタトゥーとも言えるでしょう。

まとめ

今回は、タトゥーの種類についてお話してみました。他にもいろんなタトゥーのスタイルがありますので、随時ご紹介していきますね!

では、また次回!ささみでした。

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